いつもお読み頂きありがとうございます。
今回はスペースバンパイア!!
急にちょっとB級感漂うチョイスです笑
まずは概要
原題:Lifeforce
上映時間:116分
監督:トビー・フーパー
脚本:ダン・オバノン/ドン・ジャコビー
出演者:スティーヴ・レイルズバック/ピーター・ファース
公開:1985年
製作国:イギリス/アメリカ
みよ!!このジャケット!!!!!!
ある特定の層の映画ファンであれば、最早このジャケットだけでジャケ買いに走るレベルである。
なんだかまだ、あまり映画の記事をあげていないのに、こんな作品を書いてて良いのかと不安になりつつ書きます。
あらすじ
地球にハレー彗星が近づいてます。
ハレー彗星の近くに怪しい物体を見付けましたので、イギリスの調査隊は確認に向かったところ、
女型のエイリアン?と男の姿のエイリアン?2体がガラスの棺みたいなのに入って寝てたから持って帰ってきました。
そしてイギリスの宇宙船チャーチル号とは交信がたたれる…。
ので、新たな調査隊がチャーチル号へ向かうと船内は火事がおきたようで何も残っていないかと思いきや、
エイリアン(と言っても普通の人間の姿ですが)の棺は無傷なので地球に持って帰んべ。となる。
人間のおバカさん。
チャーチル号唯一の生き残りカールセンは脱出艇みたいなので遅れて地球に帰還。
我らのヒーローケイン大佐の役にたつかと思いきや、大ばか野郎は女型のマチルダメイにやられちゃって情緒が怪しい。
そしてイギリスはバイオハザードもびっくりの阿鼻叫喚地獄絵面と化すのだった。
勝つのはイギリス人か!?女型の美乳エイリアン マチルダメイか!?
ネタバレ無し感想
さて、今回はCSの番組欄で見付けた『スペースバンパイア』というタイトルから強烈に漂うB級感を嗅ぎとり予備知識ゼロで鑑賞。
結果最高だった。フィルマークスの平均スコアが低かろうと私は好きだ。
まず、B級映画には勿体ないくらいかっこよいケイン大佐という圧倒的ヒーローが半端ない。
初登場シーンから出立ちがずっとかっこよい。
ハンサムヒーローイケメン大佐。
うってかわって唯一の生き残りカールセンは完全に女型のマチルダメイにやられちゃって、すっかりキモクレイジー担当と化す。
どっちが主人公かよくわからないけど、カールセンのが主人公っぽいのがイラっとする。
おかげで余計に際立つケイン大佐のハンサム感。
ヘンテコな剣をもってゾンビの中を走り抜ける様も完全にヒーロー。
そして女型のバンパイアのおっぱいが作り物のように美しくて「これはパーフェクトおっぱいの『おっぱいとお月さま』の女優さんより完璧では…」なんて思っていたら、まさかの同一人物。
マチルダメイという造形美
『プランナインフロムアウタースペース』の完成度が爆上がって、とても勢いがついて、ちょっと意味わからない…って思わせる間を与えない完璧なB級映画って感じ。
そうそうコレコレが詰まった最高の映画だった。
ネタバレ有り感想
ネタバレ有りも何も、何も考えずに観ていても、だいたいどんな終わりかたするか分かるタイプの映画。
手を変え品を変えこの手の映画はごまんとあるのでね。
この映画は『おっぱいとお月さま』同様、マチルダメイのおっぱいありきな映画の気もする。
ついこの間"セックスしたら呪いがうつって死ぬ"映画『イットフォローズ』を観たのですが、今度は"セックスしたらバンパイアついてきて死ぬ"映画だった。
人間の欲深きことよ。
ところで記事の中でエイリアンとかバンパイアとかマチルダメイとか表現が定まらないのですが、こやつらはタイトル通り本当にバンパイアで良いのだろうか??
原作小説もスペースバンパイアらしいけど…宇宙からきてるし…吸血はしてないし…でも、もとの姿はコウモリ風だったし…と悩む。
確か世の通説ではバンパイアって銀の杭とかが弱点じゃなかったですっけ??
でも、この映画「金属の棒で心臓のちょい下貫けば良い」みたいなこと言い出して、なんか絶妙にダサい一昔前の英雄の剣みたいなブツが出てくるんですよ。
発掘された調度品みたいなんだけど、ゼルダの伝説で木製の剣の次に貰うやつみたいな…。
もはや金属の棒なら何でも良いなら鉄パイプとかでもいいじゃん??????
それを握ってゾンビの中をケイン大佐は走るのですが…
そう…今度はゾンビなんだわ笑
バンパイアに生気を吸われた人間は、どうみてもゾンビになるんだよ。
なんか絶妙に設定が雑。
でもそこが良いんだけどね。笑
ぱぷぽ